📌 この記事で分かること
- メンズルシアクリニックのヒゲ・全身・VIOの公式料金(2026年8月時点の一次情報)
- 「効果がない」「抜けない」という口コミが、実際には何を指しているのか
- 医療脱毛11部位に総額約80万円を払った1級FPの、金額の物差しとの突き合わせ
- 全6院という立地を、時給換算で総コストに織り込む方法
- 契約していい人の3条件と、いま契約しないほうがいい人
ヒゲ脱毛のクリニックを調べていると、必ず一度は名前が出てくるのがメンズルシアクリニックだ。ヒゲ全部位5回で61,600円という価格を見て、「安すぎないか」「安いということは効かないのでは」と手が止まった人は多いはずだ。
検索結果に並ぶのは、絶賛レビューか、逆に「抜けなかった」という一行の不満か。その中間、つまり「いくら払って、何が手に入って、何が手に入らないのか」を数字で並べた記事が、ほとんど見当たらない。
ここでは1級ファイナンシャル・プランニング技能士として、公式サイトの一次情報と第三者の口コミを分けて整理したうえで、投資対効果の観点で組み直す。医療脱毛11部位・総額約80万円・期間1年半を自分の家計から実際に払った経験を、金額の物差しとして使う。
読み終わる頃には、あなたが払うべきなのが61,600円なのか、110,110円なのか、それとも今は0円なのかが決まっているはずだ。
🎯 結論から
メンズルシアクリニックは「熱破壊式のジェントルマックスプロ/プロプラスに一本化し、そのぶん価格を削った設計」のクリニックだ。設備が1系統に絞られているぶん、合う人にはコストパフォーマンスが高く、合わない人には選択肢がない。ここが評価の分かれ目になっている。
通える範囲に6院のいずれかがあり、ヒゲか全身の「どこを終わらせたいか」がはっきりしている人には、ヒゲ全部位5回61,600円は十分に検討に値する。
逆に、白髪のヒゲが増えてきた人・毎回片道1時間かかる人・「なんとなく全部」で決めようとしている人は、ここで契約しても満足度は上がりにくい。
🎯 書き手の一次情報(この記事の物差し)
- 1級ファイナンシャル・プランニング技能士/株式会社something new 代表取締役/J-FLEC認定アドバイザー
- 元大手証券会社の営業課長。資産1億円以上の顧客の「高額な即決」を現場で見てきた
- 医療脱毛11部位を実施(ヒゲ・眉毛・鼻毛・腕・足・顔・脇・手の甲・足の甲・うなじ・首)。総額約80万円・期間1年半
- そのうちヒゲは1年通い放題で約30万円、白髪部分のニードル等の追加を含めて最終約40万円
- 残りの部位は北堀江LA皮膚科クリニックで部位別の都度払い(アフィリエイト案件ではないため実名で書ける)
- 🚨 メンズルシアクリニックには通院経験がない。本記事のクリニック評価は公式情報と第三者の口コミの整理であり、施術体験ではない
本文で扱う料金は2026年8月時点で公式サイトを確認したものです。最新のコース料金・キャンペーン・6院それぞれの予約枠は、メンズルシアクリニックの公式サイトで確認できます。金額の現物を見てから、この記事の検証に戻ってきても判断は間に合います。
※上記のメンズルシアクリニックへのリンクは広告(アフィリエイトリンク)です。カウンセリングは無料で、その場で契約する必要はありません。料金・キャンペーンは改定される場合があり、施術の効果や適応の可否には個人差があります。最終的な判断は医師の診察と契約書面をご確認のうえ行ってください。
- メンズルシアクリニックは「熱破壊式1本」という設計のクリニックだ
- 【一次情報】ヒゲ・全身・VIOの公式料金を全部並べる
- ヒゲ関連に約40万円を払った私の実額で、5回61,600円を測る
- 「効果がない」「抜けない」という口コミは、実は3つの別問題が混ざっている
- 白髪ヒゲというタイムリミット|私が追加で約10万円を払った理由
- 追加費用の設計を読む|麻酔3,300円と「土日プラン10%増」が効いてくる
- 全6院という立地|通えないクリニックは、どんなに安くても最安ではない
- 通える距離と「実質総額」|契約していいと言える条件
- カウンセリングで聞く7項目|「即決」が危ういのは金額のせいではない
- 脱毛が終わったあとに残るもの|引き算としての価値
- まとめ:私ならこう買う
- よくある質問
メンズルシアクリニックは「熱破壊式1本」という設計のクリニックだ
※ 図は仕組みの模式図です。適応や効果の出方には個人差があり、判断は医師の診察によります。
評判を読む前に、このクリニックが何を選び、何を捨てたのかを押さえておきたい。ここが分かると、賛否の口コミが両方とも正しく見えてくる。
採用機種はジェントルマックスプロ/プロプラスの2機種のみ
公式サイトによれば、メンズルシアクリニックが全院に設置しているのはジェントルマックスプロとジェントルマックスプロプラスで、いずれも熱破壊式の医療用レーザー脱毛機だ(2026年8月時点・公式サイト表記)。蓄熱式の機械を併設して使い分ける、という設計にはなっていない。
熱破壊式は、毛根に一点集中で高出力の熱を届ける方式。太くて濃い毛に対して手応えが出やすい反面、痛みは強く出やすい。とくに男性のヒゲは、体の中でも毛が密集して太い場所だ。輪ゴムで弾かれるどころではない、と表現する人が多いのも誇張ではない。
| 比較軸 | 熱破壊式(メンズルシアの採用方式) | 蓄熱式 |
|---|---|---|
| 得意な毛 | 太く濃い毛(ヒゲ・VIO・すね) | 産毛・細い毛も含め広く |
| 痛み | 強く出やすい | じんわり温かい程度と言われる |
| 手応えの出方 | 照射数日後の抜け落ちを実感しやすい | 徐々に細くなる感じ方が多い |
| 日焼け肌・地黒 | 照射の可否は医師判断。制限がかかる場合あり | 比較的対応しやすいとされる |
この表を見て「熱破壊式のほうが上」と読んでほしくない。向いている毛と肌が違うだけだ。効果の出方には個人差があり、どちらが適するかは医師の診察で決まる。
1系統に絞ると、価格は下がり、逃げ道は減る
事業をやっている立場から見ると、機械を1系統に統一する意味は分かりやすい。導入コストも保守も看護師の教育も一本化できる。浮いた分を価格に回せば、同等の設備を持つ他院より安く出せる。ヒゲ全部位5回61,600円という数字は、この設計の結果として出てきた価格だと読むのが自然だ。
ただし、絞るということは、合わなかったときの振り替え先が院内にないということでもある。「痛くて続けられない」「肌質的に出力を上げられない」となったとき、蓄熱式に切り替えるという逃げ道は、少なくとも同じクリニックの中にはない。

安さの理由が「設計」で説明できるクリニックは、まだ読みやすいほうですね。理由が説明できない安さのほうが、後から追加費用で回収されがちです。
【一次情報】ヒゲ・全身・VIOの公式料金を全部並べる
※ 料金は2026年8月15日に公式サイトで確認した金額です。最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。
口コミより先に数字を見たい。以下はメンズルシアクリニック公式サイトの料金表を、2026年8月時点で確認して転記したもの(すべて税込)。公式には「平日プランの価格。平日+土日プランは10%増」と注記されているため、土日に通う前提の人はこの表の1.1倍で家計に入れておく必要がある。
ヒゲ脱毛(頬・鼻下・アゴ・アゴ下・首・もみあげ)
| 回数 | 全部位 | セレクト3部位 | 全部位の1回あたり |
|---|---|---|---|
| トライアル1回 | 9,900円 | — | 9,900円 |
| 1回 | 19,250円 | 13,475円 | 19,250円 |
| 3回 | 46,200円 | 32,340円 | 15,400円 |
| 5回 | 61,600円 | 43,120円 | 12,320円 |
| 8回 | 92,400円 | 64,680円 | 11,550円 |
| 10回 | 110,110円 | 77,000円 | 11,011円 |
出典:メンズルシアクリニック公式サイト料金ページ(2026年8月確認・税込・平日プラン)
1回あたりの単価は、5回で12,320円、10回で11,011円。回数を倍にしても単価は1割ほどしか下がらない。これは重要で、「まとめて買うほど得」という直感がここでは効きにくい。5回で足りるなら5回、足りなければ後から足す、という買い方のほうが理屈に合う。
全身脱毛とVIO
| 回数 | 全身(VIO除く) | VIO全部位 |
|---|---|---|
| 1回 | 50,820円 | 26,950円 |
| 3回 | 127,050円 | 65,450円 |
| 5回 | 169,400円 | 92,400円 |
| 8回 | 254,100円 | 137,060円 |
| 10回 | 292,600円 | 163,240円 |
出典:同上。全身は「セレクト3〜7部位」で30,800円〜50,820円(1回)のプランも用意されている。
全身(VIO除く)5回169,400円にVIO5回92,400円を足すと261,800円。ここにヒゲ5回61,600円を重ねると323,400円になる。「全部やる」と言った瞬間に30万円超の話になることは、カウンセリングに行く前に頭に入れておきたい。
なお割引はペア割5,000円OFFと乗り換え割5,000円OFFがあり、いずれも10万円以上の契約が条件で、併用はできないと公式に明記されている。5,000円のために不要な回数を積むのは本末転倒だ。
料金の最新版と、自分が通える院の在庫状況は公式で見るのが早い。メンズルシアクリニックの公式サイトで最新の料金とキャンペーンを確認するところから始めるのが、遠回りに見えて最短になる。
ヒゲ関連に約40万円を払った私の実額で、5回61,600円を測る
※ 筆者の支払額は自身の実績であり、必要回数・費用には個人差があります。
ここからは自分の実費を出す。メンズルシアクリニックに通ったわけではないので、あくまで金額の相場観を持つための物差しとしての開示だ。
11部位・1年半・約80万円の内訳
| 内訳 | 金額 | 中身 |
|---|---|---|
| ヒゲ関連 | 約40万円 | 1年通い放題で約30万円+白髪部分のニードル等の追加で最終約40万円 |
| 北堀江LA皮膚科クリニック | 約40万円 | 眉毛・鼻毛・腕・足・顔・脇・手の甲・足の甲・うなじ・首を部位別の都度払い |
| 合計 | 約80万円 | 期間1年半・11部位(VIO・背中・お腹は未実施) |
この数字を持ったうえで、メンズルシアクリニックのヒゲ全部位5回61,600円を見ると、印象がだいぶ変わる。自分がヒゲだけで最終的に約40万円払っているからだ。もちろん通い放題プランと5回コースは中身が違うし、当時と今では相場そのものが動いている。それでも、6万円台という数字が「安い側」にあることは体感として分かる。
ただし「5回で終わる」を前提に予算を組まない
自分がヒゲに通い放題プランを選んだ理由は単純で、5回で終わる自信がなかったからだ。実際、終わらなかった。回数無制限で1年通っても、最後は別の手段を足すことになった。
だから、5回61,600円を「ヒゲ脱毛の総額」として家計に入れるのは危うい。現実的には、5回→様子見→追加3回という買い方になる可能性を最初から見ておくほうがいい。その場合の総額は61,600円+46,200円=107,800円。10回コースの110,110円とほぼ同じ着地になる。
🧮 FPの予算の組み方
医療脱毛の予算は「コース料金」ではなく「コース料金+追加1〜2回分+麻酔代×回数+交通費×回数」で立てる。この4つを足した金額が、家計の余白に収まっているかどうかで判断する。逆に言えば、コース料金だけを見て「払える」と判断した契約が、後から重く感じる原因になる。
脱毛全体の総額の考え方は医療脱毛にいくらかかる?1級FPが総額と続ける判断軸を整理で、都度払いとコースの損得は医療脱毛 都度払いとコースどっち?損益分岐より先に見るべき4つの差で詳しく書いた。
「効果がない」「抜けない」という口コミは、実は3つの別問題が混ざっている
ネガティブな口コミをまとめて読むと、同じ「抜けない」でも中身が違う。整理すると、だいたい次の3種類に分かれる。
| タイプ | 言われ方 | 実際に起きていること | 回避できるか |
|---|---|---|---|
| ①回数の期待値ズレ | 「3回終わったのに生えてくる」 | 毛周期の関係で、その時に成長期にある毛にしか反応しない。ヒゲは特に回数を要する | できる(事前の説明で) |
| ②白髪・産毛 | 「他は抜けたのにここだけ残る」 | レーザーは黒い色素に反応する仕組みのため、白髪には原理的に届きにくい | できない(方式の問題) |
| ③運用の不満 | 「予約が取れない」「勧誘された」 | 効果ではなく通院体験の話。院・時期・担当で差が出る | 部分的に(枠の確認で) |
①はクリニックの落ち度というより、期待値の設定の問題だ。ヒゲは体毛の中でも密度が高く太い。5回で「完全にツルツル」を想像していると、ほぼ確実に不満が残る。5回で目指すのは「毎朝の髭剃りが楽になる」「青みが薄くなる」あたりで、そこを納得して契約したかどうかが満足度を分ける。
③は口コミの読み方に注意が要る。全6院しかないクリニックの場合、ある1院の混雑状況が、全体の評判のように書かれてしまう。「予約が取れない」という投稿を見たら、それがどの院・いつの話なのかを確認したい。自分が通う院とは無関係かもしれない。

口コミを読むときは「効果の話」と「運用の話」を分けて数えると、実像に近づきますよ。混ぜたまま読むと、賛否がただ打ち消し合って何も残りません。
白髪ヒゲというタイムリミット|私が追加で約10万円を払った理由
※ 白髪化の進み方には個人差があります。適応の判断は医師の診察によります。
この記事で一番伝えたいのがここだ。料金でも口コミでもなく、時間の話になる。
先に書いたとおり、自分のヒゲ脱毛は1年通い放題プランの約30万円で終わらず、最終的に約40万円になった。差額の約10万円は、レーザーが反応しなくなった白髪部分をニードル等で処理した分だ。
医療レーザー脱毛は、毛の黒い色素に光が吸収されて熱に変わる仕組みで成り立っている。色素が抜けた白髪には、この仕組みが効きにくい。つまり、白髪が増えるほど、レーザー脱毛で解決できる範囲は狭くなっていく。
※効果や白髪化の進み方には個人差があります。判断は医師の診察に基づきます。
これは「早くやれ」と煽りたいのではない。先送りのコストが、他の自己投資より読みやすい領域だという事実の共有だ。歯列矯正やホワイトニングは5年後に始めても同じ手段が使える。ヒゲ脱毛は、5年後には手段そのものの選択肢が減っている可能性がある。
もし今、鏡を見て白髪のヒゲが数本混じり始めているなら、それは検討の材料が1つ増えたということだ。同じ話は40代のヒゲ脱毛は毎朝の髭剃り時間で考える|白髪が増える前に知る料金と選び方でも詳しく書いている。
逆に、まだヒゲが真っ黒で密度も高いなら、熱破壊式が最も手応えを出しやすい状態にある。この条件に当てはまる人にとって、メンズルシアクリニックの無料カウンセリングで自分の毛質に何回必要かを聞いておくのは、時間の使い方として悪くない。
追加費用の設計を読む|麻酔3,300円と「土日プラン10%増」が効いてくる
※ 2026年8月15日時点で公式サイトに記載を確認した内容です。最新の料金・条件は公式サイトでご確認ください。
公式サイトは「追加費用なし保証」として、カウンセリング・初診料・再診料・処方薬・アフターケアなどが無料であると案内している。ここは素直に評価していい。医療脱毛では、これらを個別に取るクリニックも珍しくない。
ただし麻酔クリームは1回3,300円で別料金と明記されている。熱破壊式でヒゲやVIOを照射するなら、これは「オプション」ではなくほぼ確定で乗る費用として計算に入れたほうがいい。
| 見積もり項目 | ヒゲ5回・平日通院 | ヒゲ5回・土日通院+麻酔毎回 |
|---|---|---|
| コース料金 | 61,600円 | 67,760円(10%増) |
| 麻酔クリーム | 0円(使わない前提) | 16,500円(3,300円×5回) |
| 交通費(往復1,000円想定) | 5,000円 | 5,000円 |
| 実質の総額 | 66,600円 | 89,260円 |
※コース料金・麻酔代は公式表記(2026年8月時点・税込)。交通費は当サイトの仮定値です。
同じ「ヒゲ5回」でも、条件次第で22,660円の差が出る。表示価格の差ではなく、この実質総額の差でクリニックを比べたい。他社と並べたときに、表示上は安く見えても実質で逆転するのは珍しくない。比較の考え方は医療脱毛おすすめ5社を1級FPが料金比較|全身の相場と本当に安い選び方にまとめてある。
剃毛代・キャンセル料については、公式のよくある質問にキャンセルに関する項目は用意されているものの、金額の明示は確認できなかった。この2つは契約前にカウンセリングで必ず口頭確認し、書面に残る形で聞いておく。ここを曖昧にしたまま契約すると、後から「聞いていない」が起きる。
全6院という立地|通えないクリニックは、どんなに安くても最安ではない
※ 位置関係を示す模式図であり、実際の地理を正確に表したものではありません。
2026年8月時点で、メンズルシアクリニックは以下の6院を展開している。
🏥 展開院(全6院)
- 関東:渋谷院/埼玉大宮院
- 関西:大阪心斎橋院/京都烏丸院
- 中国:岡山院(2026年1月4日オープン)
- 九州:福岡天神院
院間の移動が可能・有効期限は最大3年と公式に案内されている。
名古屋在住の自分は、この一覧を見た時点で候補から外れる。北海道・東北・北陸・四国にお住まいの方も同じだろう。安さの前に、通えるかどうかで足切りされるタイプのクリニックだ。
通院時間を時給で総額に足す
FPとして家計を見るとき、支出だけでなく時間も同じ表に載せる。医療脱毛は5回・8回と通うため、片道の距離が総コストにそのまま効いてくる。
| 片道の所要時間 | 5回分の往復時間 | 時給2,000円換算の時間コスト | コース61,600円との合計 |
|---|---|---|---|
| 15分 | 2.5時間 | 5,000円 | 66,600円 |
| 45分 | 7.5時間 | 15,000円 | 76,600円 |
| 90分 | 15時間 | 30,000円 | 91,600円 |
※時給2,000円は当サイトの仮定値。施術時間・待ち時間は含んでいません。
片道90分の人にとって、61,600円のコースは実質9万円を超える。この計算をすると、「7万円だけど家から15分の近所のクリニック」のほうが安いという結論になることがある。表示価格の比較だけでは、この逆転は見えない。
自分が北堀江LA皮膚科クリニックを選んだのも、部位別の都度払いという料金体系に加えて、通える範囲だったことが大きい。安いプランを契約しても、足が遠のいて消化しきれなければ、それは最も高い買い物になる。
通える距離と「実質総額」|契約していいと言える条件
100万円規模の自己投資を判断するとき、自分が使っているのは3つの条件だ。医療脱毛は10万円前後の話だが、判断の構造は変わらない。
✅ 支出を実行していい3条件
- 手取り収入が安定している(会社員などで定期的に入る)
- 住宅ローン以外の借金がない(金利の分だけ、便益は目減りする)
- 金融資産がある(緊急予備資金+投資資産が確保できている)
3つ揃っていれば実行していい。欠けている項目があるなら、脱毛より先にそこを埋めるほうがリターンが大きい。
とくに医療ローンには気をつけたい。分割にすると月々の負担は小さく見えるが、金利の分だけ支払総額は増える。借金をしてまで自己投資はしない、というのが自分の線引きだ。
向いている人・いま契約しないほうがいい人
⭕ 検討して良い人
- 6院のいずれかに片道30分程度で通える
- ヒゲが黒く、密度が高い
- 「ヒゲだけ」「VIOだけ」と対象が決まっている
- 痛みに一定の耐性がある、または麻酔代を予算に入れられる
- 平日に通える働き方をしている
❌ いま契約しないほうがいい人
- 通院に片道1時間以上かかる
- 白髪のヒゲがすでに目立ち始めている
- 医療ローンを組まないと払えない
- 日焼けをする趣味・仕事がある
- 「なんとなく全部やりたい」で金額が決まっていない
右側に当てはまる項目があるなら、急がなくていい。脱毛以外にも清潔感に効く手段はあるし、優先順位のつけ方は大人男性の自己投資、何にいくらかける?1級FPが5領域で整理に書いた。どの部位から手をつけるかはメンズ全身脱毛はどの部位から?総額80万円・1年半の実体験で優先順位を整理が参考になるはずだ。
カウンセリングで聞く7項目|「即決」が危ういのは金額のせいではない
大手証券会社で営業課長として資産1億円以上の顧客を見てきて、意外だったことがある。本当にお金を持っている人ほど、自分のリスク許容度の範囲内なら即決する。しかも、外した時の後悔が驚くほど少ない。
つまり、即決そのものが悪いのではない。危ういのは自分の許容ラインが決まっていないまま、その場の空気で決めることだ。カウンセリングルームで初めて金額を聞き、そこから考え始めるのが一番よくない。
だから、行く前に上限額を決めておく。そのうえで、次の7つを聞いて帰る。
📋 メンズルシアのカウンセリングで確認する7項目
- 自分の毛質・肌色で、何回が目安になるか(担当医師の見立て)
- 白髪のヒゲがある場合、その部分はどう扱われるか
- 剃毛代は発生するか、発生するなら1部位いくらか
- キャンセル料の条件(何時間前まで・1回消化扱いになるか)
- 平日プランと土日プランの差額と、後から変更できるか
- コース終了後の追加照射の単価
- 中途解約時の返金の計算方法(消化回数の数え方)
7番目を軽く見ないでほしい。医療脱毛は特定商取引法の特定継続的役務提供に該当する場合があり、契約書面の交付や中途解約のルールが定められている。制度の中身は消費者庁の特定商取引法ガイドで確認できる。「解約の話をするのは失礼」と思う必要はまったくない。

「出口の条件を先に聞く人」は、現場では一番いい顧客です。嫌がられるどころか、説明が丁寧になります。
無料カウンセリングは、この7項目を回収するための情報収集の場と割り切っていい。その日に決める必要はない。予約はメンズルシアクリニックの公式サイトから取れる。
脱毛が終わったあとに残るもの|引き算としての価値
費用の話ばかり続けたので、最後に自分が実際に得たものを書いておく。持ち物を約200個に絞る生活をしている立場から見て、脱毛の効果で一番大きかったのは、見た目より持ち物と手間が減ったことだった。
| 項目 | 脱毛前 | 脱毛後 |
|---|---|---|
| 朝の髭剃り | 毎日の工程 | 頻度が大きく減った |
| シェービング関連の消耗品 | 替刃・フォーム・アフターケア | 買い足す機会がほぼなくなった |
| 出張・旅行の荷物 | シェーバーを持ち歩く | 持たない選択ができるように |
| 肌の状態 | 剃刀負けを気にしていた | スキンケアの品数が減った |
とくに最後の行は自分にとって想定外だった。剃らなくなった結果、肌を落ち着かせるために置いていた品が要らなくなった。この流れは脱毛したら基礎化粧品が減った|1級FPの引き算スキンケア実体験に詳しく書いている。
約80万円という金額は、正直に言えば安くはなかった。それでも払ってよかったと思っているのは、支出が一度で終わり、そのあと減り続ける側に回ったからだ。毎月出ていく支出を増やす買い物とは、家計への効き方がまるで違う。
まとめ:私ならこう買う
もし自分が名古屋ではなく、6院のいずれかに30分で通える場所に住んでいて、今からヒゲ脱毛を始めるなら、こう組む。
🎯 想定する買い方
- まずトライアル1回9,900円で、痛みと自分の毛の反応を確かめる
- 耐えられそうならヒゲ全部位5回61,600円を平日プランで契約する
- 予算には追加3回分46,200円と麻酔代を最初から積んでおく
- 5回終了時点で満足したら止める。足りなければ追加する
- 全身やVIOは、ヒゲが片付いてから別途判断する
最初から10回110,110円を買わないのは、単価差が1回あたり1,300円ほどしかないからだ。この差のために、必要かどうか分からない5回分を先に払う理由が見つからない。
そして全身とVIOを後回しにするのは、ヒゲ以外の部位は先送りしても手段が減らないからだ。白髪というタイムリミットがあるのはヒゲだけ。優先順位はここで決まる。
メンズルシアクリニックは、通える人にとっては価格設計の理由が説明できる、扱いやすい選択肢だと考えている。通えない人にとっては、どれだけ安くても選択肢に入らない。評価が割れているのではなく、条件で答えが変わるだけだ。
自分の条件に当てはまると感じたなら、メンズルシアクリニックの公式サイトで料金と院の予約枠を確認するのが次の一手になる。7項目を紙に書いてから行けば、その場で決めても後悔しにくい。
よくある質問
メンズルシアクリニックのヒゲ脱毛は5回で終わりますか?
毛質・毛量・目指す状態によって必要な回数は変わり、5回で完了するとは言い切れません。ヒゲは体毛の中でも密度が高く、5回で目指せるのは「毎朝の髭剃りが楽になる」「青みが薄くなる」あたりが現実的な目安です。予算は追加照射分を含めて組むことをおすすめします。必要回数の見立ては医師の診察で確認してください。
「効果がない」「抜けない」という口コミは本当ですか?
口コミの中身は「回数の期待値ズレ」「白髪や産毛で反応しにくい」「予約や接客への不満」の3種類に分かれます。3つ目は効果ではなく通院体験の話で、院や時期によって差が出ます。効果の出方には個人差があり、レーザーは黒い色素に反応する仕組みのため白髪には届きにくい点は方式上の特性です。
麻酔代や追加費用はいくらかかりますか?
公式サイトでは麻酔クリームが1回3,300円(税込)と明記され、カウンセリング・初診料・再診料・処方薬・アフターケアは無料と案内されています。また料金表には「平日プランの価格。平日+土日プランは10%増」との注記があります。剃毛代とキャンセル料は金額の明示が確認できなかったため、契約前にカウンセリングで確認してください。
近くに院がない場合はどうすればいいですか?
2026年8月時点の展開は渋谷・埼玉大宮・大阪心斎橋・京都烏丸・岡山・福岡天神の6院です。通院は5回・8回と繰り返すため、片道90分の場合は時給2,000円換算で3万円相当の時間コストが上乗せされます。通えない場合は、表示価格が多少高くても近隣のクリニックを比較したほうが実質総額は下がることがあります。
⚠️ 免責事項
本記事は1級ファイナンシャル・プランニング技能士による費用面の情報整理であり、医療行為の効果を保証するものでも、診断・治療の助言を行うものでもありません。施術の適応や効果の出方には個人差があり、可否の判断は医師の診察によります。施術にはリスク・副作用が伴う場合があります。
記載した料金・院情報・仕様は2026年8月に公式サイトで確認した内容です。改定される場合があるため、申込前に必ず公式サイトおよびカウンセリングでご確認ください。交通費・時給換算等の試算は当サイトの仮定値です。
筆者はメンズルシアクリニックでの受診経験がありません。クリニックに関する記述は公式情報および第三者の口コミの整理であり、施術体験ではありません。実体験として記載しているのは、筆者自身が受けた医療脱毛(11部位・総額約80万円・期間1年半)に関する内容のみです。
📚 公的機関の一次情報
この記事を書いた人:ニカイドウ
1級ファイナンシャル・プランニング技能士|株式会社something new 代表取締役
元大手証券会社の営業課長として数千件の家計管理をサポートしてきた「お金の専門家」です。現在は独立し、政府・日銀が設立したJ-FLECの認定アドバイザーとして活動しています。
- 専門領域: 資産形成、金融リテラシー、自己投資の費用対効果分析。
- 実績: 6ヶ月で25kgの減量達成、医療脱毛11部位(総額約80万円)、持ち物を約200個に絞るミニマムライフの実践。
- 信条: 「支出は金額でなく、家計の余白の中に収まっているかで判断する」。
1級FP・事業家の視点で、人生のノイズを削ぎ落とし「本質」だけに集中するためのヒントを発信しています。
運営組織
- 運営: 株式会社something new
- 代表: ニカイドウ(代表取締役)
- 保有資格: 1級ファイナンシャル・プランニング技能士、J-FLEC認定アドバイザー



